以前の記事「左利きでもかすれないボールペンってあるの?使いやすかったおすすめ3選!」で紹介したボールペンは単色でしかも黒色ばかりだったので、他の色はないのか調べてきました。
同じシリーズの単色展開で赤と青ならあるけどそれ以外はないというのがほとんどでした。
多色ボールペンを購入しようとした理由は、やっぱり多色ボールペンの方が仕事に使うときに便利なので左利きであっても右利きと同じように1本のペンで黒・赤・青の3色をまかなえるボールペンがあったら手にしておきたったからです。
以前から使っている多色ボールペンと左利きでも使いやすいと評判の良い多色ボールペンを実際に購入して自分が本当に使いやすいボールペンはどれなのか?
3色ボールペンを中心に検証しておすすめの3本を選んでみました。
最後までお付き合いよろしくお願いします。
今回紹介する多色ボールペン比較表
今回紹介するボールペンのなかで以前から使っているもの
- アクロボール ホワイトライン0.7mm
- 100均の3本入り4色ボールペン0.7mm
- フリクションボール3スリム0.3mm
- フリクションボール3スリム0.5mm
今回検証のために新たに購入した多色ボールペン
- ジェットストリーム3色0.5mm
- エナージェル3色ボールペン0.5mm
- サラサ3 0.5mm
- ブレン3C 0.5mm
アクロボール ホワイトライン0.7mm | ジェットストリーム3色0.5mm | 百均の3本入り4色ボールペン0.7mm | エナージェル3色ボールペン0.5mm | サラサ3 0.5mm | ブレン3C 0.5mm | フリクションボール3スリム0.3mm | フリクションボール3スリム0.5mm | |
参考価格(税込) | 660円? | 440円 | 110円 | 550円 | 385円 | 440円 | 660円 | 660円 |
販売メーカー | PILOT | 三菱鉛筆 | ? | ぺんてる | ZEBRA | ZEBRA | PILOT | PILOT |
インク種類 | 油性インク | 油性インク | 油性インク | ゲルインク | ゲルインク | エマルジョンインク | 消せるインク | 消せるインク |
持ちやすさ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
濃さ | 濃い | 濃い | 濃い | くっきり濃い | くっきり濃い | 濃い | 濃い | 濃い |
耐水性 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
速乾性 | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
字のかすれ | あり(赤) | あり(黒・青) | あり(緑) | なし | なし | あり(青) | 書き始めにかすれる | なし |
入手しやすさ | ✕ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
実際に使ってみた感想をレビューしたのでどうぞ!
インクの種類別にボールペンの紹介とレビュー
ボールペンに使われているインクの種類と特徴を表にまとめました。
参考にしてみてください。

引用先:https://www.sun-gift.co.jp/column/?id=1616510212-179267
油性タイプ
アクロボール ホワイトライン0.7mm(PILOT)
このボールペンを購入したきっかけは職場で発注表に記入ミスしたときに修正テープをわざわざ別に用意しなくてもすぐに修正できて、テープの上から文字が書けるので消えるボールペンが登場するまではよく使っていました。
書き味は、書き始めだけ引っかかる感じがするが軌道に乗ったら引っかかることもなくスムーズに書けました。
割りと気に入っていたボールペンだったのですが、現在は廃盤となっているので入手困難になっています。
ジェットストリーム3色0.5mm(三菱鉛筆)
ボールペンの紹介記事で必ず出てくる大人気のジェットストリームを未だに使ったことがなかったので今回の調査をきっかけに購入してみました。
書き味の印象としては最初だけがどうしても引っかかる感じがしましたが、軌道に乗ったら引っかかることもなくスムーズにかけました。
以前の記事で加圧式のボールペンであるパワータンク黒0.7mmを検証したときは、良い印象がなかったのでわざわざ1本ずつ色違いを揃えるよりも加圧式に拘らずジェットストリーム3色で良いなと感じました。
100均の3本入り多色ボールペン
とにかく安くて本数がある100均の多色ボールペンはよく使っていました。
書き味は有名メーカーのボールペンと比べると滑らかさに欠ける印象があります。
3本入りで110円(税込)ならコストパフォーマンが良いので文句は言えないですね。
ボールペンにこだわりがなく、コスパ重視なら選択肢に入ります。
私がこのボールペンの購入を避けている理由は持ち手のラバーが使用している途中で外れることがあったり、クリップの部分が折れたり、いつの間にかペン先からインク漏れのトラブルにあっているからです。
ゲルインクタイプ
エナージェル3色ボールペン(ぺんてる)
以前の記事でエナージェルの黒0.5mmを紹介したときに書き味が良かったことに加え、ぺんてる公式サイトに3色ボールペンもあったので購入してみました。
実際に試し書きし終えて感じたことは、今回紹介したボールペンのなかで最も発色が良かったです。
書き味も書き始めから引っかかることもなくスムーズにかけました。
速乾性については文字を書いたあとすぐに手で直接こする動作をしたら少しだけ汚れるという結果となりました。
発色が良いので老眼が入ったおっさんの目に優しいボールペンだなと感じたので仕事用のボールペンとして採用ですね。
サラサ3(ZEBRA)
以前の記事で紹介したサラサドライ0.5mmの速乾性は良いが、水性染料インクを使用していたので水が掛かると文字がにじむという弱点がありました。
今回紹介するサラサ3 0.5mmは水性顔料インク使用ということで耐水性がアップしたようなので速乾性と耐水性が両立しているのか気になって購入してみました。
書き味としては書き始めに引っかかるようなこともなく、スラスラと書くことができます。
発色も良い方だと思いますが、エナージェルの方が個人的に好みです。
速乾性については、文字を書いたあとすぐに手で直接こする動作をして確認すると汚れるという結果がでました。
全体的には良い商品なので左利きでもストレスなく使うことが可能です。
エマルジョンインクタイプ
ブレン3C 0.5mm(ZEBRA)
エマルジョンインクというもの珍しさだけで購入してみました。
書き味は試し書きする紙の場所がデコボコしたところだったのかかすれる結果となりました。
発色・速乾性は良いですね。
フリクションタイプ
フリクションボール3スリム0.38mm(PILOT)
このボールペンを購入したきっかけは仕事用で発注表に記入ミスしても消せることと0.38mmを選択した理由は狭い空間に数字を記入しなければならなかったからです。
書き始めはガリガリとした感覚が伝わって来ます。
今回紹介するボールペンのなかでもっとも細いので左利き特有の押し書きの影響をモロに受けているといえます。
筆圧に気をつけながら滑らかに文字が書ける感覚になったら書き味は良くなってきます。
結構、気を使うボールペンだと言えます。
速乾性・発色は良いですね。
フリクションボール3スリム0.5mm(PILOT)
このボールペンも仕事用に購入しました。
それでも補欠扱いになっているのは0.38mmの方が仕事で使用するには都合が良いからです。
実際の書き味は0.38mmよりも書き始めからスムーズなので0.38mmを使用してストレスを感じたら出番となりレギュラー扱いです。
発色・速乾性は良いですね。
まとめ
ここまで紹介した多色ボールペンで私が仕事で使いたい3本の多色ボールペンは
- 業務で記入ミスしても消せる安心感と書きやすさを得るなら
- フリクションボール3スリム0.5mm
- 消えてはいけない書類に使うなら
- ジェットストリーム3色0.5mm
- 目に優しく普段遣いなら
- エナージェル3色ボールペン
今回、検証して気づいたことは油性ボールペンは書き始めに引っかかった感じになるが軌道に乗ったら引っかかることもなくスムーズに書くことができるということです。
ジェルインクボールペンは速乾性で油性ボールペンにほんの少し劣るという結果になりまたが、普段どおりに使用するには問題ないレベルです。
エマルジョンインクは、使用した紙の一部分にデコボコしたところがあったせいで書き始めで書けないという事例が発生してしまいましたが速乾性は油性ボールペンと同等であり、なめらなかな書き味もあるので購入して良かったです。
消えるインクタイプは、速乾性・書き味は良かったです。
ただ、0.38mmは書き始めに引っかかる感じをモロに受けるので左利きには使いづらいです。
仕事で使うときは、0.5mmを使いたいですね。
最後に字が汚いので見せることをためらっているのですが、この検証結果に信憑性を持たせるために実際にノートに書いたものを公開して終わりにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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