これからキャンプや登山用の小型ガスバーナーを購入を考えている方におすすめのガスバーナー「ギガパワーストーブ地」を紹介します。
気になる風防能力や使い勝手なども解説するので、ぜひ購入の参考にしてください。
キャンプ場でキャンパーが、美味しい空気を楽しみながら、コーヒーやカップラーメンなど様々な食事を楽しんでいます。
「自分もキャンプ場でいろんな料理を作ってみたい」
そんなことを思った方も多いのではないでしょうか。
その場合に必要なのが、手軽に持ち運べるガスバーナーですよね。
ガスバーナーがあれば、お湯を沸かすことも簡単な火を使った料理もできるので、キャンプ場での食事の幅が広がります。
ギガパワーストーブ地とは?
「ギガパワーストーブ地」はスノーピークから発売されているシングルバーナーです。
どのようなストーブなのか、スペックを確認しましょう。
安心のスノーピーク社製のガスバーナー
スノーピーク初の燃焼器具として、1998年にリリースされたギガパワーストーブ地。
国の定めた技術上の基準に適合していることを証明するPSLPGマークを取得済なので安心です。
道具に愛着を持って欲しいという思想からスノーピーク製品はすべて「永久保証」というのが良いですね。
*PSLPGマーク制度については下記のリンクにて詳細が記載されています。
経済産業省ホームページ
液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の概要(製品分野)
ギガパワーストーブ地のスペック紹介
まずはギガパワーストーブの基本スペックを確認しましょう。
ガスバーナーを選ぶ際は、PSLPGマーク、重量やサイズ、最高出力を確認しましょう。
最高出力 | 2,500kcal/h |
重量 | 75g |
収納時サイズ | 44×35×82(h)mm |
展開サイズ | φ106×67.5mm |
燃焼時間 | GP110 50分 GP250 85分 GP500 190分 |
「ギガパワーストーブ地」と「ギガパワーストーブ地オート」を比較
ギガパワーストーブは「ギガパワーストーブ地」と「ギガパワーストーブ地オート」という2種類があります。
違う点は、イグナイター(点火装置)が付いているかどうかです。
イグナイターが付いているものは、チャッカマンやスライドガストーチがなくても点火ボタンを押すだけで着火できます。
イグナイターが付いていないものは、チャッカマンやスライドガストーチがないと着火できません。
どちらを購入するかは好みでいいかと思います。
チャッカマンやスライドガストーチを常備している人は値段を重視して「ギガパワーストーブ地」
チャッカマンやスライドガストーチを常備しないのであれば「ギガパワーストーブ地オート」をおすすめします。
わたしはシンプルな作りで価格も安い「ギガパワーストーブ地」を好んで使っています。
ギガパワーストーブ地 | ギガパワーストーブ地オート | |
---|---|---|
無 | 点火装置 | 有 |
2500kcal/h | 最高出力 | 2500kcal/h |
75g | 重量 | 95g |
44×35×82(h)mm | 収納サイズ | 45×37×82(h)mm |
φ106×67.5mm | 展開サイズ | φ106×67.5mm |
5,280円 | 価格(税込) | 6,820円 |
ギガパワーストーブ地のメリット
ギガパワーストーブを購入するメリットはどこにあるのでしょうか。
ギガパワーストーブのメリットを紹介します。
ギガパワーストーブは軽量・コンパクト!しかもハイパワー!
ギガパワーストーブは何と言っても軽量・コンパクト&ハイパワー!
イグナイター装置付きのギガパワーストーブ地オートで95gと100gを切る軽さ。
イグナイター装置のないギガパワーストーブ地だと75gと最軽量級の軽さです。
しかも1リットルの水を約5分で沸騰させることができる2500kcal/hのハイパワーです。
ギガパワーストーブ地は
「世界で最も軽くて小さい」
「持っていることを忘れるほど軽く、胸ポケットに入るほど小さなストーブ」
をコンセプトに開発されました。
1998年に発売されてから20年以上経った今でもスノーピークのラインナップから外れることなく、販売し続けているロングセラー商品となっています。
ギガパワーストーブ地の使い方
軽量・コンパクトでハイパワーを誇るギガパワーストーブを購入したくなった方も多いのではないでしょうか。
しかし「使い方がわからない」「ガス器具を取り扱うのは怖い」といった方もいるのではないでしょうか。
ここではギガパワーストーブ地の使い方を紹介します。
燃料はOD缶
*OD缶とギガパワーストーブ地の画像
ギガパワーストーブに使用する燃料はOD缶(オーディーかん)と呼ばれるものです。
OD缶とはアウトドア用に作られたガス缶です。
ODとはOutdoorの略称です。
OD缶のメリットは火力が強く、コンパクトであることです。
デメリットとしては、購入できる場所がホームセンター・アウトドア専門店などに限られています。
OD缶を忘れてしまったら入手できる場所がなく、最悪の場合は手持ちのバーナーが使えなくなることがあります。
ちなみに家庭で使用している縦長のガス缶はCB缶(シービーかん)と呼ばれるものです。
CB缶はコンビニやディスカウントストア、100均などどこでも入手可能ではありますがOD缶に比べて火力が少し弱く耐寒性が低いです。
CB缶でもパワーガス仕様(寒冷地仕様)であれば寒冷地での使用は可能です。
使い方
ギガパワーストーブ地の使い方はとても簡単です。
- OD缶の蓋を外す。
- ギガパワーストーブをOD缶に取り付ける。
- 時計回りにくるくる回す。
これだけです。
OD缶とギガパワーストーブをきちんと取り付けないと危険です。
回して取り付ける際はしっかりとつけましょう。
またギガパワーストーブを回してつけている際に、シューというガスが出ている音がすることがあります。
その場合、ギガパワーストーブのつまみを回し、ガスが出ないように対処してください。
あとはイグナイター付きのものは、ギガパワーストーブのつまみを回し、ガスを出してから着火するだけです。
イグナイターが付いていないものは、チャッカマンなどを使用して火をつけます。
ギガパワーストーブのメンテナンスの仕方
ガスバーナーを使い続けていると調理をしたときに吹きこぼれた汚れがたまり、火力が弱くなったり火がつきにくくなります。
快適に使い続けるためにもメンテナンスが必要となります。
やり方としては、バーナーについた汚れをガストーチまたはガスコンロの火で焼き切って炭化させます。
その後、バーナーが冷めるのを待ちバーナーが冷めたら鉄ブラシで汚れを落とし、布で汚れを拭き取ります。
たったこれだけでも、メンテナンス前後ではかなり火のつき方が変わってきます。
「最近火がつきづらい」「以前に比べ火力が弱くなった」と思う方がいたら、ぜひ試してください。
ギガパワーストーブ 地に風防は必要!
*ギガパワーストーブ地が風の影響で炎が揺れている画像
ギガパワーストーブ地はデザインの構造により風の影響を受けやすいので風防は必須です。
細い4本の五徳とバーナーだけで風を遮るものはないという作りなので風が強い日に風防なしだと火がつかない、火がついても流れてしまうので扱いづらいです。
このようなことから風防は必要ですね。
スノーピーク ウインドスクリーン GP008
風に弱いというデメリットもスノーピークのオプションパーツ(ウインドスクリーンGP008)を取り付けることができます。
円形のウインドスクリーンを取り付けることによって風防となり、風が吹いている場所でも使えます。
とは言っても強風だと役に立たないので背の高いウィンドウスクリーンも持っているほうが良いですね。
ウインドスクリーンGP008は現在、廃盤となっているのでAmazonやメルカリなどでプレミアム価格で取引されています。
わたしも定価を調べずにAmazonでプレミアム価格で購入してしまいました。
ギガパワーストーブ地でキャンプの時間をもっと楽しく!
軽量、コンパクト、高火力、値段を兼ね備えたギガパワーストーブは、最初の小型ストーブとしてとてもお勧めできる商品です。
キャンプのお供にギガパワーストーブを使って料理を楽しんでくださいね。
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